日経平均497円高で3日連続最高値。半導体への押し目買いが相場を支えた一日

本日の日経平均は+497円の69,902円となりました。寄り付きは69,005円とやや軟調でしたが、その後は騰勢を強め、ザラ場では一時7万円の大台に乗せる場面もありました。5日続伸での3日連続最高値更新で、TOPIXも+22ポイントの4,013ポイントと最高値圏を維持しています。

半導体・ハイテクに押し目買い。前夜の米ハイテク株安をこなす

東証大引け 日経平均は連日最高値 中東情勢の懸念後退、TOPIX初の4000台

前日の米ハイテク株安を受けて、朝方は東京エレクトロン(+2.51%)やレーザーテック(+13.16%)といったAI・半導体関連株に売りが先行する場面がありました。ところが、その下げを押し目とみた買いが入り、結局はこれらの銘柄が相場を引っ張る展開になりました。

ファストリテイリングやキオクシア、村田製作所、太陽誘電なども高く、値嵩のハイテク株が幅広く買われた一日でした。とくにレーザーテックの+13%超という上昇は際立っていますが、これだけの急騰につながる個別の材料は出典で確認できませんでした。半導体全体への押し目買いの流れに乗ったものかなと感じていますが、あくまで推測の域を出ません。

いっぽうで、ソフトバンクグループ(-3.13%)やアドバンテスト(-0.92%)、リクルート、トヨタは下落しました。半導体のなかでも物色には濃淡があり、一律に買われたわけではない点は記録しておきたいと思います。

中東情勢の後退と原油安、配当金の再投資が下支え

日経平均連日の最高値、終値497円高 合言葉は「乗り遅れるな」

相場を支えた背景としては、米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に署名したことが挙げられます。これを受けてニューヨーク原油先物相場の下落が続き、原油高を通じた物価上昇・景気減速への懸念が和らいだことで、投資家のリスク選好姿勢が強まりました。

需給面では、6月後半にかけて3月期決算企業の配当金の支払いが相次ぐことも買い材料とされています。配当金の再投資が見込まれるという、いわば季節要因です。最高値圏が続くとどうしても高さが気になりますが、当面はこうした下支えがある局面なのかもしれません。

日銀は1.0%へ利上げ。それでも為替は大きく動かず

日銀利上げ1.0%へ 6月決定会合、物価高を抑制 国債購入

先の会合で日銀が政策金利を0.75%から1.0%へ引き上げたことも、引き続き相場の前提として意識されます。1.0%は1995年以来、31年ぶりの水準とのことです。

ただし、この利上げは市場が事前に7割超の確率で織り込んでいたとされ、発表そのものによる相場へのインパクトは限定的だったようです。米国が利下げを止める局面と重なることで日米金利差が大きくは縮まらず、為替も極端な円高には振れにくいとの見方が多いようです。利上げ局面に入ったとはいえ、新規の買いは引き続き慎重に構えたいと思います。

ポートフォリオ

銘柄保有数建単価現価格(前日比)
セルシス1,200株1,757.93円1,810円(-1.68%)
中央自動車工業100株2,085円2,065円(+0.10%)
情報戦略テクノロジー100株839円866円(+5.61%)

本日のポートフォリオは入れ替えなしです。相場が最高値圏で大きく上げるなか、保有銘柄はまちまちの動きでした。

情報戦略テクノロジーは+5.61%と反発し、前回までの含み損がいくらか戻りました。とはいえまだ建単価を回復したわけではなく、利上げ局面で新興系の値動きが軽くなりやすい点も含め、ここは静かに様子を見たいと思います。

セルシスは-1.68%と続落しました。直近で買い増しを3回連続で重ねてしまっており、平均建単価は1,757円です。ファナックでの失敗の核心が「下げ銘柄のナンピンとポジション過大」だったことを思うと、ここからの追加は本当に慎重にすべきだと、自分に言い聞かせています。下げたから買う、を繰り返さないよう気をつけたいところです。

中央自動車工業はほぼ変わらずの小動きでした。こちらは引き続き、腰を据えて持ち続けるつもりです。

投資記録

Posted by つばめぐり