日経平均1802円高で大幅続伸。メジャーSQの一日、半導体が相場を引っ張った

本日の日経平均は+1,802円の66,020円となりました。前日比+2.81%の大幅高で、1週間ぶりに66,000円台を回復しています。米国とイランの戦闘終結への期待から前夜の米ハイテク株が上昇し、その流れを引き継いでAI・半導体関連株を中心に買われた一日でした。

メジャーSQの一日。寄り付きに高値をつけて始まった

本日は6月限のメジャーSQ(特別清算指数)の算出日でした。日経平均先物・オプションの最終決済にかかわるSQ値は66,698円となったと報じられています。本日の終値66,020円より高い水準で、当日の高値も寄り付き直後の67,065円でしたから、SQに絡んだ買いが寄り付き付近に集中したことがうかがえます。

寄り高のあとはやや上値が重くなりましたが、それでも終日しっかりとした地合いを保ち、+1,800円超の大幅高で引けました。前日まで荒い値動きが続いていただけに、SQ通過で需給面の重しがひとまず外れたという見方もできるのかなと感じています。とはいえSQ前後の値動きは需給要因が強く出やすいので、来週以降の素直な地合いを改めて確かめたいと思います。

米・イランの戦闘終結期待が相場を押し上げた

東証大引け 日経平均は大幅続伸 6万6000円台回復 米・イランの戦闘終結期待で

大幅高の背景にあったのは、中東情勢をめぐる緊張の緩和観測です。トランプ米大統領が11日、イランとの戦闘終結に向けた合意が数日以内に最終決定に至るとの見通しを示したと報じられました。これまで相場の重しとなってきた中東リスクが後退するとの期待から、前夜の米ハイテク株が買われ、東京市場もその流れを引き継ぎました。

ここ数日は中東情勢への警戒が上値を抑える材料になっていただけに、その懸念が和らいだことの効果は大きかったようです。もっとも「数日以内に最終決定」という段階であり、合意が確定したわけではありません。報道が先行している面もあるので、ここからは実際に事態が落ち着いていくのかを見極めたいと思います。期待が先に織り込まれているぶん、ぐらついたときの反動には注意しておきたいところです。

半導体・AI関連株が相場を牽引

本日とにかく強かったのが半導体・AI関連株です。東京エレクトロン(+7.26%)、アドバンテスト(+8.54%)、レーザーテック(+9.45%)と、指数寄与度の大きい銘柄が軒並み大幅高となりました。報道によれば、東エレク・アドテスト・キオクシア・ソフトバンクグループの4銘柄だけで日経平均を1,200円近く押し上げたとのことで、まさに半導体が相場を引っ張った一日でした。

ここ数日、半導体株は急落と急反発を繰り返してきましたが、本日は全面高に近い形での上昇でした。中東リスクの後退と前夜の米ハイテク株高という追い風が重なり、買い戻しに弾みがついた格好だと思います。ただ、これだけ一気に戻すと、短期的には過熱感も意識されます。半導体の値動きの荒さは相変わらずなので、強い日ほど浮かれずに見ておきたいと思います。

ポートフォリオ

本日はセルシスを1,900円で500株買い増し、保有を合計1,000株としました。

銘柄保有数建単価現価格(前日比)
セルシス1,000株1,741.71円1,900円(+1.23%)
中央自動車工業100株2,085円2,030円(+0.59%)
情報戦略テクノロジー100株839円835円(-2.68%)

セルシスを買い増した結果、平均建単価は1,583円から1,741円に上がり、保有数は1,000株となりました。半導体が相場を牽引した本日、セルシスは+1.23%とマイナス圏から戻して底堅く推移しており、地合いに左右されにくい値動きが続いています。先日200株を買い増したばかりですが、強さを確認できたとの判断で改めて乗せにいきました。

ただ、これで1銘柄に資金を大きく寄せたことになります。ファナックでの失敗を思えば、1銘柄への偏りが増した点は強く意識しておかなければなりません。今回は下げをナンピンする買いではなく、強い銘柄に乗せる買いのつもりですが、現値1,900円に対して平均建単価1,741円と含み益の幅は厚くないので、ここからは謙虚に値動きを見ていきたいと思います。中央自動車工業(+0.59%)と情報戦略テクノロジー(-2.68%)は小動きでした。半導体の急騰には乗れていませんが、もともと値動きの荒さから距離を置くための銘柄構成なので、この差は想定どおりだと受け止めています。

投資記録

Posted by つばめぐり