日経平均、一時7万円乗せも87円高で伸び悩み。日銀が1.0%へ利上げした一日
本日の日経平均は+87円の69,404円となりました。連日の最高値更新で4日続伸ですが、前日比はわずか+0.13%にとどまっています。ザラ場では一時7万円を超え、上げ幅は700円を超える場面もありましたが、目標達成感からの売りに押され、急速に伸び悩んで引けました。本日は日銀の金融政策決定会合があり、注目どおり追加利上げが決まった一日でした。
日銀が政策金利を1.0%へ。想定どおりの利上げで買い安心感
東証大引け 日経平均は連日で最高値更新 4日続伸 日銀利上げで短期筋が買い 半導体上昇
日銀、1.0%への利上げ決定 国債買い入れ減額は27年4月以降停止
本日の主役は、やはり日銀の金融政策決定会合でした。先週からずっと意識してきたとおり、日銀は政策金利を0.75%から1.0%へ引き上げることを決定しました。1.0%という水準は31年ぶりとのことです。あわせて、国債買い入れの減額を2027年4月以降に停止することも決めています。
ここ最近の記事で「来週の会合がひとつの節目」「利上げ予想は9割近く」と書いてきましたが、結果はほぼ織り込みどおりでした。むしろ「想定どおりの無難な内容だった」との受け止めから買い安心感が広がり、利上げが株高につながるという、やや意外にも見える反応になりました。
その後は海外の短期筋による投機的な先物買いが主導して7万円台に乗せ、上げ幅は700円を超えました。ただ、目標を達成すると今度は売りが優勢になり、終値では+87円まで上げ幅を消しています。利上げそのものより、「7万円」という節目を取りにいく短期の値動きが大きかった印象です。お祭りのような一日で、終わってみれば実体はそれほど動いていない、という感覚でいたいと思います。
半導体は連日高、それでも市場全体は冴えなかった
半導体・AI関連株は本日も堅調でした。アドバンテスト(+3.13%)やキオクシアが連日で上場来高値を更新したと報じられています。日経平均が最高値圏で推移するなか、相変わらず半導体が指数を支える構図が続いています。
一方で、見落とせないのが市場全体の温度感です。日経平均はプラスで終えたものの、より幅広い銘柄を映すTOPIXは-0.21%と小幅ながらマイナスでした。指数寄与度の大きい一部の値嵩株が日経平均を押し上げただけで、市場全体としてはむしろ売られた銘柄のほうが多かった、ということなのだと思います。同じ半導体でも東京エレクトロン(-2.61%)は下げており、物色は一枚岩ではありません。最高値という派手な数字の裏で、地合いには案外こわばりが出てきているのかな、と感じています。あくまで一日の値動きからの印象なので、断定はできませんが、高値圏での過熱には引き続き気をつけたいところです。
ポートフォリオ
本日はセルシスを1,839円で200株買い増し、保有を合計1,200株としました。

| 銘柄 | 保有数 | 建単価 | 現価格(前日比) |
|---|---|---|---|
| セルシス | 1,200株 | 1,757.93円 | 1,841円(-1.34%) |
| 中央自動車工業 | 100株 | 2,085円 | 2,063円(+0.19%) |
| 情報戦略テクノロジー | 100株 | 839円 | 820円(-3.07%) |
セルシスは本日も-1.34%と、最高値更新の地合いに乗れず軟調でした。直近で1,900円・1,839円と買い増しを重ねており、今回の200株を加えて平均建単価は1,757円となりました。現値1,841円に対してはまだ含み益ですが、その幅はかなり薄くなっています。
正直なところ、3回連続で買い増しを重ねていることには自分でも注意が必要だと感じています。今回は下げているところを足しているので、見方によってはナンピンに近い行為です。ファナックでの失敗の核心が「下げ銘柄のナンピンとポジション過大」だったことを思えば、セルシス1,200株という集中はかなり大きくなってきました。業績への信頼が買い増しの根拠ではありますが、ここからさらに安易に足すことはせず、いったん値動きを見極めたいと思います。中央自動車工業(+0.19%)と情報戦略テクノロジー(-3.07%)は小動きで、とくに情報戦略テクノロジーは含み損に転じました。利上げ局面で全体の地合いが本当に強いのかを見ながら、新規の買いは慎重に構えたいと思います。










ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません