日経平均882円安。半導体への利益確定売りで大幅続落、雇用統計待ちの一日
本日の日経平均は-882円の66,588円となりました。前日に続いての大幅安です。寄り付きから売りが優勢で、一時は1,600円あまり下げる場面もありましたが、売り一巡後は下値に買いが入り、後場にかけて下げ渋りました。指数は大きく下げたものの、プライム市場では7割強の銘柄が上昇しており、下げの主因は値嵩のAI・半導体株に集中していたという一日です。
ブロードコムの急落が再び重し
NYダウは874ドル高と上昇したものの、半導体大手ブロードコムの急落が響き、ナスダックは下落しました。昨日の931円安に続いてブロードコムが話題の中心になっており、AI・半導体相場の過熱に対する利益確定の口実になっている印象です。
東京市場でも米ハイテク株安が警戒され、東京エレクトロン(-6.61%)やフジクラ(-1.21%)といったAI・半導体関連株が下落。村田製作所(-2.11%)や太陽誘電(-1.52%)、アドバンテスト(-4.99%)、レーザーテック(-1.33%)、ルネサスエレクトロニクス(-5.58%)も軒並み売られました。古河電気工業(-4.01%)や住友電気工業(-3.38%)、イビデン(-6.92%)といった電線・部品株も値を下げており、ここ最近の相場をけん引してきた顔ぶれが揃って調整した格好です。
売られたのは値嵩株だけ。銀行・海運・不動産は堅調
一方で、下げたのは指数寄与度の高い銘柄に偏っていました。値上がり銘柄数は1,196と全体の約76%を占めており、値下がりは340にとどまっています。日経平均の数字ほど地合いは悪くなかったと言えそうです。
実際、キオクシアホールディングス(+1.59%)やソフトバンクグループ(+0.66%)、ディスコ(+0.51%)は高く、三菱UFJ(+1.58%)や三井住友(+1.65%)といった銀行株、商船三井(+4.82%)などの海運、住友不動産(+0.91%)などの不動産株は堅調でした。トヨタ自動車(+0.41%)やソニーグループ(+0.54%)、任天堂(+3.47%)も買われています。半導体から資金が抜け、出遅れていたバリュー系に資金が回る循環物色の色合いが感じられます。果たして物色の主役は入れ替わっていくのか、注目したいと思います。
今晩は米雇用統計
今晩には米5月雇用統計の発表が控えています。金利動向を左右する重要指標とあって、後場はやや様子見姿勢も強まりました。半導体の調整がここで一巡するのか、それとも雇用統計を受けてもう一段の波乱があるのか、結果を確認したいと思います。
ポートフォリオ
| 銘柄 | 保有数 | 建単価 | 現価格(前日比) |
|---|---|---|---|
| セルシス | 300株 | 1,488.35円 | 1,706円(+6.09%) |
| ファナック | 300株 | 7,982円 | 7,648円(-1.95%) |
| 中央自動車工業 | 100株 | 2,085円 | 2,076円(+0.97%) |
| 情報戦略テクノロジー | 100株 | 847円 | 868円(+2.84%) |
地合いが悪い中で、保有銘柄は総じて逆行高となりました。とくにセルシスが+6.09%と大きく上昇。本日11時に26年12月期の中間配当予想の増額修正を発表し、中間配当を従来予想の18円から20円へ2円増配(年間配当は40円)するとしたことが好感され、4日ぶりの反発となりました。第1四半期が好調で、業績の進捗や先行きを踏まえた増配とのことです。半導体売りで全体が崩れる中、こうした個別の好材料で逆行高になってくれたのはありがたいと思います。中央自動車工業と情報戦略テクノロジーも小幅ながらプラスを確保しました。
ファナックは-1.95%と軟調で、こちらは値嵩のハイテク売りに巻き込まれた形です。とはいえ、今日のように指数が大きく下げる日に保有株が崩れなかったのは、半導体に寄せていないポートフォリオの効きが出たということかもしれません。本日の売買はなしとしました。











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